はじめてのビジネスレザートート選び

近年のビジネススタイルのカジュアル化・多様化にともない、仕事で使う鞄のスタイルも素材も多種多様となりました。
林五オンラインストアでも、当社直営店でもオンタイム用の鞄としてレザートートバッグを選ばれる方が増えています。
ここではレザートートバッグの人気の秘密や選ぶ際のポイントをまとめてみました。革のバッグを初めて持たれる方や、ブリーフケースやリュックなどの他のビジネスバッグからの買い替えを検討されている方もぜひご一読ください。

ビジネス用途としても普段使いとしてもトートバッグは安定的な人気を誇る定番のスタイル。人気の理由のひとつは、開口部が大きく色々な荷物をたくさん持ち運ぶのに適した形が、ビジネスバッグとしての使い勝手に大きく貢献している点。
元来、大きな氷の塊を運ぶために開発されたというトートバッグの出自も、物を運ぶのにふさわしい形であることを証明しています。
また、重い荷物を楽に持ち運ぶために、長めのハンドルによって肩から掛けて使えるところもポイント。肩から掛けておけば両手がふさがらないため、鞄を持ちながらスマートフォンや手帳などのビジネスツールを使うことができ、慌ただしいビジネスパーソンには見逃せない点。

定番デザインだけに素材も様々なものがありますが、おすすめは革。革は人類が長い歴史の中で発明した実用素材であり、上手に使えばとても長持ちする素材です。また、独特の自然な風合いは他の素材にはない落ち着きのある高級感を湛えており、ビジネスシーンでより良い第一印象を与えることができます。
一口に革と言っても、原皮や鞣し方、仕上げ方など色々な要因によって見た目も風合いも、また価格も大きく変わってきます。できるだけ革本来のナチュラルな表情を活かしながらも、デイリーに使いやすい実用性をあわせもった素材がビジネストートにはより適しているでしょう。
林五オンラインストアで取り扱うレザートートには、味わい深い高級インポート素材や、開発から携わったオリジナルレザーなど、業界に130年以上携わってきた老舗ならではのこだわりの詰まった上質な革のみが使用されています。

FIVE WOODS【PLATEAU】シリーズを代表する二つのトートバッグは、当店でも高い人気を誇り、ビジネスバッグとしても使いやすくおすすめのレザートートです。

ビジネストート【PLATEAU】 ￥51,700
その名の通り、ビジネスユースとして使いやすいバランスに仕上げたトートバッグ。A4ファイルなどの書類やノートPC、さらに折り畳み傘など、仕事中に持ち運ぶことが多い物が過不足なく収まるサイズ感で、ブリーフケースからの買い替えでも違和感なく持てるのが特徴です。

ウィークエンドトート【PLATEAU】 ￥59,400
こちらは大容量で出張や週末の旅行にも使えるほどの十分な収納力を持つトートバッグ。仕事道具に加え、出張時やジム通いのための着替えなども収納でき、ペットボトルや折り畳み傘、ポーチなど嵩張るものも余裕で持ち運ぶことができます。

持つ人やシーンを選ばないシンプルなデザイン。

目立つロゴや、デザインのためのデザインを排したシンプルなデザインに仕上げており、スーツやジャケパンスタイルにもカジュアルなスタイリングにも合わせやすく、またオンオフ問わず持つことができます。シンプルであるがゆえに素材の上質感が引き立ち、毎日の通勤から出張、休日の外出にも使えるオールマイティなレザートートです。

ビジネスに使いやすい十分な収納力

上でご紹介した通り、2サイズともビジネスバッグとして使いやすいように十分な収納力を考慮して設計されています。また、トートバッグの弱点として挙げられることの多いポケットなどの機能性についても、大小さまざまな内装ポケットを設け、ビジネス小物の仕分けがしやすいつくりとなっています。
開口部にはファスナーを装備し、セキュリティとプライバシーにも配慮。電車や飛行機などでの移動時も安心です。

実用性が高く革らしい高級感のある素材

開発から携わった独自素材は、できるだけ自然な風合いやタッチ感を活かしながら高い実用性を持つオイルドレザー。ふんだんに含まれたオイルやワックスによって、少しぐらいの雨なら弾くほどの撥水性を持ち、シミやムラになりにくく比較的水分に対する強度が高い素材です。また傷が付いてもクリームなどで磨き込むことによって革とオイルが馴染んで目立たなくなります。
長く使うことによって徐々に艶があらわれ、革らしい風格溢れる表情へと経年変化するため、物を大切にすることで長く愛用する楽しみを感じることができます。

手や肩に馴染んで疲れにくいハンドル

通常は強度を出すため芯材を使用する持ち手部分ですが、PLATEAUトートバッグでは、芯材を使用せず一枚裁ちの大きな革を折りたたんでつくった贅沢で耐久性の高い仕様。芯材が入っていないため肩や手に馴染みやすく、使い込むほどに柔らかくなるため肩への負担が軽減されます。肩へのフィット感も良くずり落ちにくいのも、些細なことですが毎日使うものだからこそ重要な点。

長く使うことを想定したディテール

素材自体が長く使うことを想定した堅牢な素材ですが、例えばさきほどのハンドルも長く使うことを前提につくられたもの。さらに、底部に施した「肉盛り」と言われる特徴的な意匠もそのひとつ。馬具由来の伝統的な補強技法で型崩れを防ぐ効果があり、トートバッグの立体的なフォルムを長くキープするために意味のあるデザインをしています。