DETAIL
希少価値の高い象革
象革は市場にほとんど流通しない希少な素材です。個性的でワイルドな表情は他の素材に無いユニークなもので、水分や傷にも強い高い耐久性が特徴です。鞣しから染色まで原産地であるジンバブエで行われたものが一般的ですが、KUBERA9981では未染色のものだけを選りすぐり国内で独自のカラーに染め上げています。
イタリア製デッドストックの錠前
林五が保有するイタリアOCS社製の貴重なデッドストック。無垢の真鍮から削り出されたシャープなエッジと重厚感を持ち、時を重ねるほどに革ととに味わい深く変化してゆきます。
耐久性に優れた手縫いハンドル
革を重ね、芯材を圧着したのち伝統の2本針で力強く手縫い仕上げしたハンドル。金型で裁ちぬかれた断面を鉋掛けで磨き、手に馴染むよう微妙な曲面をつくりコバを塗って仕上げています。本体の象革と同色に染色したクロコダイルを使用しています。
伝統的な木製フレーム
木枠に革を貼りこみミシンで力強く縫い上げる伝統的な製法で作られています。難易度が格段に高くなる異素材の縫合には熟練職人の経験値、繊細な技術が欠かせません。最後に負荷がかかる箇所を手縫いで仕上げています。
真鍮製の底鋲
底部のダメージや汚損を防ぐ底鋲は錠前と同じく真鍮製。製品コンセプトにあわせクラシカルな丸型を使用しています。大きさの異なる底鋲で高さが合うように調整しています。
クラシカルで贅沢な総革仕立て内装
柔らかく強度も備えるため古くから靴の内装などにも用いられてきたピッグスエードを、内装全面に使用。本体と同じエレファントレザーを丁寧にトリミングし、ポケットにはクロコダイルをあしらいました。耐久性と華やかさを併せ持つ、KUBERA9981ならではの総革仕立てです。